プロフィール
経 歴
1995年4月~
環境庁入庁
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環境庁で水環境行政、環境白書の執筆等に関わりながら、様々な環境NGOの活動にも参加
1999年~2001年
英国留学
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英国のケンブリッジ大学の土地経済学科修士課程でヨーロッパの環境法について学ぶ。その後、オックスフォード大学環境変化・管理学科で英国の持続可能な地域づくり、地方創生施策について研究。
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英国での研究の成果を「英国の持続可能な地域づくり」として学芸出版社から出版
2001年~2010年
環境省、経済産業省
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環境省地球温暖化対策課で京都議定書の批准に関わる。総務課国際ラインでリオデジャネイロサミット、貿易と環境等の国際交渉を担当。
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経済産業省資源エネルギー庁に出向し、新エネルギー推進に関わる。
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この時の経験をもとに「ビジネスの魅力を高める自然エネルギー活用術 町にお金と人が集まった!どこでもだれでも利用できる付加価値ツールすべて。小さな会社、小さな町を元気にするステキな方法」を築地書館より出版
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環境省に戻り、湖沼法等水環境保全施策を担当。
2002年6月~現在
結婚&富士見町への移住、出産&子育て
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長野県富士見町で有機農業を志す男性と結婚。平日は東京で環境行政にいそしみ、休日は富士見町でエコライフと地域づくりに関わる2地域居住を始める。
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2人の子どもを出産。育児休暇期間に子育てをしながら、「ビジネスの魅力を高める自然エネルギー活用術」「田園サスティナブルライフ」を執筆するとともに、富士見の地域活性化グループ「おらほー富士見」「わいわいエコライフの会」で富士見の地域づくりに関わる。
2011年4月から2年間 、2013年4月から4年間
長野県温暖化対策課長、長野県副知事
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長野県に出向。2011年4月に初代温暖化対策課長に。自然エネルギー信州ネット、環境エネルギー戦略策定等を主導。
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2013年から4年間長野県副知事として再度出向。環境行政の他、農政、林務、健康福祉、文化・国際、子供支援・教育、地方創生等に関わる。地域担当としては、長野、諏訪、佐久、上小、大北地域を担当。
2019年4月~ 2021年3月 -
環境省環境計画課計画官・環境経済政策調査室長→脱炭素化イノベーション研究調査室長
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環境省環境計画課で、ローカルSDGS(地域循環共生圏)推進、環境白書の執筆、ゼロカーボンシティ支援等に関わる。
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脱炭素化イノベーション研究調査室長として、カーボンニュートラルのイノベーション、都市炭素マッピング、衛星を利用した温室効果ガス濃度測定、IPCC等に関わる。
2021年4月~
長野県富士見町に完全移住、富士見町から始める持続可能な地域づくりを実践しながら、県内、日本国内のSDGSの実現のために奔走中。NPO法人こどもの未来をかんがえる会、富士見まちづくりラボ代表
2022年4月~
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富士見町における持続可能な地域づくりを実践、信州大学経法学部特任教授。
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株式会社IDEC社外取締役、アトリエDEF顧問、長野県みらい基金プログラムオフィサーなどを務める
2023年4月
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富士見町における持続可能な地域づくりを実践。同志社大学政策学部・総合政策科学研究科ソーシャルイノベーションコース教授、2022年4月からの役職に加え、株式会社CCT社外取締役
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信州大学学長特別顧問、長野大学経営審議会委員、松本市環境審議会委員等を務める。
書 籍
田園サスティナブルライフ
(学芸出版社(2011年)出版)
八ヶ岳山麓と東京との2地域居住の実践から見出した富士見町を中心とした八ヶ岳山麓で、地域の自然環境を守りながら心身豊かな暮らしや地域づくりを実践する人々や団体を紹介。
環境・経済・社会・文化精神面のトータルアップの持続可能な地域づくりのヒントを提示。
英国の持続可能な地域づくり パートナーシップとローカリゼーション
(学芸出版社(2011年)出版)
英国留学中に調査した、英国の地方創生の取り組みを紹介しています。行政主導ではなく、地域のコミュニティが主体のパートナーシップの仕組み、智恵・技術・お金を活用し、地域の中で循環させる「ローカリゼーション」の活動が、地域の環境・経済・社会を統合的に向上する行政の取り組みと事例を紹介しています。