アセルカデ
大地の呼吸を取り戻す環境改善
&パーマルチャーの実践
大地の空気と水の流れを整え、気持ちよい庭を作りませんか?
我が家の庭を使って、大地の呼吸を取り戻す環境改善やパーマカルチャーの基本的な考え方、理念を学び、具体的な実践を行う体験型の講座を2022年度に開催いたしました。
自然農とパーマカルチャーの暮らしを学ぶ大人の自然学校を運営する「風と土の自然学校」及び10年以上の年月をかけて手作り循環生活の実践をしてきた「八ヶ岳循環暮らし学び舎」との共催で行いました。
地域内外からパーマカルチャーや自然農等に関心のある参加者が集まり、参加者同士の交流を楽しみながら、パーマカルチャーの理念に基づく我が家の庭造りを行いました。講師からの技術の提供に加え、参加者自身の知恵や工夫も組み合わさり、あっという間に環境にやさしい庭ができあがりました。
ワークショップ型による学びの場を提供しながら、人と人との新たな交流を生み出し、我が家の庭も完成することができるwinwinの取り組みです。
第1回
1日目 10月31日(月) 10:30-16:00
パート1
午前の部 10:30-12:00
・オリエンテーション、かんたんな自己紹介
・大地の呼吸を取り戻す環境改善とパーマカルチャーの考え方
(レクチャー)
~昼食交流会&セルビルド体験トーク~
午後の部 13:00-16:00
・大地の呼吸を取り戻す環境改善ワークショップ①
・土地の観察、水脈整備、1日目ふりかえり
(希望者は温泉ご案内、宿泊先で夕食)
パート2 19:30-21:30
「八ヶ岳循環暮らし学び舎」より手作り循環暮らし、移住体験談、交流会
2日目 11月1日(火) 9:00-15:30
午前の部 9:00-12:00
・アイスブレーキング 大地の呼吸を取り戻す環境改善ワークショップ②
~昼食交流会&循環暮らし実践トーク~
午後の部 13:00-15:30
・パーマカルチャーガーデン、ワークショップ
・キーホールガーデンづくり ふりかえり
第2回
1日目 11月14日(月) 13:00-16:00
パート1
13:00-14:00
・オリエンテーション、かんたんな自己紹介
・パーマカルチャーの基本(レクチャー)
14:00-16:00
パーマカルチャーガーデン・ワークショップ①
・ハーブスパイラルガーデンづくり
(希望者は温泉ご案内、宿泊先で夕食)
パート2 19:30-21:30
「八ヶ岳循環暮らし学び舎」より八ヶ岳山麓でのSDGsの地域づくりの話題提供、
交流会
2日目 11月15日(火) 9:00-15:30
午前の部 9:00-12:00
パーマカルチャーガーデン・ワークショップ②
・曼荼羅&ティピーガーデンづくり
~昼食交流会~
午後の部 13:00-15:30
パーマカルチャーガーデン・ワークショップ③
・曼荼羅&ティピーガーデンづくり 続き
・ふりかえり
大地の呼吸を取り戻す環境改善 とは?
自然の地形や植生を読み解き、土中の空気と水の流れを再生する水脈づくり等により大地の健康を取り戻す環境再生施工は、造園技師・矢野智徳氏が長年にわたる観察と実践のくり返しを経て見出した手法です。
今回のワークショップでは、矢野氏が指導する「大地の再生講座」を5回にわたり開催した 風と土の自然学校の梅崎が、その学びと経験を活かして講師を担当します。どのように自然に働きかけ、環境を改善すればよいのかについて興味ある方には、オススメのワークショップです。
パーマカルチャー とは?
パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法です。
キーホールガーデンとは?
円形の菜園の真ん中に、鍵穴の形をした作業スペースを設けたことが名前の由来。栽培スペースの内側・外側からの手が届きやすく、踏み固めることもありません。作業効率がよく高い生産性が期待できる菜園です。
スパイラルガーデンとは?
石をらせん型に積んだハーブ菜園。高低差のあるらせん構造なので、水は下へと流れて、高いところは乾燥ぎみとなり、低いところは保湿されます。また、南側と北側では日射にも変化が生じます。このように微細な環境の変化である「微気候」を生みだすことで、小面積に多彩なハーブ類を栽培できるのが特徴です。スパイラルガーデンは、パーマカルチャーの特徴的なアイデアとして知られています。
八ヶ岳循環暮らし学び舎
長野県富士見町乙事で10年以上かけて、食、住まい、エネルギーの自給自足生活を実践。
代表の中島恵理は、20年程環境省にて環境行政に関わり、2015年から4年間長野県副知事を務める。20年以上富士見と東京等の2地域居住を実践。信州大学経法学部特任教授、富士見町のNPO法人こどもの未来をかんがえる会代表理事、富士見まちづくりラボ代表として地域のSDGs活動に関わる。
副代表の早川秀策は、10歳より富士見町在住。大学卒業後アフリカでの植林活動が契機となり、帰国後富士見町で農業を始める。現在では、有機農業(徐々に自然農に移行)、セルフビルド、ハンターなど自給自足と家事・子育てを極める兼業主婦。