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【女性や若者の夢を実現】

地方創生の要は女性や若者が夢を実現できる町づくりです。女性は男性と比較して、進学や就職で都会に行った後、富士見町に戻ってくる人の割合は低い状況です。これは、都会は富士見町と比べて、女性が自らの夢を追求し、自分が行きたい暮らし、生き方を選択できる可能性が高いことにも原因があると考えられます。また、若い女性が少ない状況下、男性の非婚率も高い状況です。女性の幸福度が高いほど子どもが多いというデータもあります。より良い子育てをし、子どもの夢を応援できる親になるためには、親自身が自分の夢をかなえることができることも重要です。

​その人らしい生き方を応援する~スキルアップ支援~

・女性は、結婚、子育てを経る中で、いったん仕事をやめ、出産・子育てが一段落した段階で新たな仕事をされる方が多い状況です。その際には、子育てをしながら働く場合に正社員として元の職場に戻ることは難しいのが現状です。

・女性も、男性も、その人らしい、生きがいのある仕事や暮らしを行うために、例えば、IT、資格等仕事で求められる技能のスキルアップをしたいと努力されている方がたくさんおられます。現在ではそのようなスキルアップは自費でされることが多い状況です。

・また高齢者の中には、コンピューターやスマートフォンの使い方など最新の機器を使えるようになりたいというニーズも聞きました。

・このように、スキルアップをしながら、より豊かな生活を求める人が多く、その人らしい生き方を応援するためのスキルアップの支援を行っていくこと、それにより自らの夢の実現を応援していくことが求められています。

​女性や若者をはじめとしたみんなの夢実現プロジェクト

・みなさんはどのような夢をもたれていますか?子どもだけでなく、大人も高齢者もみんな、こんな町になったらいいな、こんなことしてみたいな、このような夢を持ち、実現することができる富士見町になるといいですね。

・特に女性は、結婚、子育てを経る中で、自分の夢をあきらめ、子育てや家事にいそしんでいる人も多いのではないかと想像しています。私の周りには子どもの夢を応援するお母さんがたくさんいます。一方で、もしも、そのために、お母さんが自分の夢をあきらめていたとすると、それは子どもにとっても嬉しいことではないはず。

・小さな町の富士見町だからこそできる可能性のある、みんなが夢を持って、夢を実現することのできる富士見町にしていけるといいですね。

私が町を歩く中で、町の課題として

   お年寄り:移動や買い物ができなくなる不安、一人暮らしの不安

        若者に帰って来てほしい。農地や山林が今後どうなっているのか

   若者・子育て世代:公園が欲しい、さまざまな居場所が欲しい、

            買い物ができる楽しい場所が欲しい

   との声がありました。

  一方で、

    ・おばあちゃんから、「落合小学校をみんなで共同で住める助け合いのアパートにしたい」

    ・障害者支援の活動をされている方から、「障害者とその家族が共同ですめる住宅を作りたい」

    ・若者から、「富士見らしい買い物ができるモールを作りたい」

    ・若者から、「今の事業をさらに展開して観光ファームを作りたい」

    ・工業経営者から「からテクノ街道沿いに新たな工場と工場間で協働できる拠点を作りたい」との声がありました。

 

   課題の声と同時にこれらの課題を解決するための夢を持っている人たちがいることがわかりました。

 このような夢を夢に終わらせずに、夢を具現化するための人々、資源・知恵・資金を組み合わせる協働の町を実現する、そのた
 めには町の役割として「コーディネート力」と「夢実現を阻む課題解決に尽力する」ことが求められます。

 みんなの夢実現のために富士見町でも取り組める可能性のある事例を以下紹介します。

 ・村民の夢実現を村が応援する川上村の川上村アイデアフォーレスト

 ・「夢」を描き、「夢を実現するための仲間を作り」夢を形作ることを支援する長野県内で活躍するお母さん団体「ゆめさぽママ」による妄想会議の取組

​   

男性の育児・家事参加応援

​東京と長野県との2地域居住で最も感じたのは、家事、子育てにおける女性と男性の役割分担の状況の違いです。我が家では、夫が平日家事、子育て、農業をこなし、私が東京や長野で出稼ぎをし、週末家事・子育てを分担をするという生活を15年以上してきました。このようなライフスタイルが長野県ではとても珍しい。。そうです。夫婦のそれぞれの生き方を尊重しながら、家事子育てを自由な発想で分担する。​女性の活躍が声高に叫ばれていますが、そのためには男性の家事・子育て参加が必要不可欠です。また男性の中にも、家事子育てをしっかりしたいという男性も増えています。そのような男性を応援していくことがより豊かな家族を増やし、

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