協働農園1年目 早川農園を中心とした実践日記
早川農園スタート ”苗植え”
早川農園に参加いただいた10組の方に、それぞれ「あみだくじ」で区画の場所を決めました。
1区画 5m×8mです。
まずは、畝づくりから始めていただき、苗を植えました
育て方のアドバイス
少しづつ野菜が育ってきました。
一つ一つの畑に伺って、育て方をアドバイスします。
子供たちも興味深く話を聞いてくれています!
草刈ワークショップ
畑作業をするには、土手草や周辺の草刈りをきちんと行うことが重要です。
手狩りができればいいのですが、面積が広い場合には仮払い機が必要になります。仮払い機の使い方の講習を行いました。
湧水・水利の学び
八ヶ岳山麓は水資源が少ない場所です。早川農園のある乙事地域では、乙事区の水利委員が、限られた水資源を有効に活用するために、毎日水路を管理しています。
協働農園の畑の水がどこから来て、どのように管理されているのか、乙事の水利委員を3回勤めた夫の案内で、畑から、水路、ため池、水源の湧水まで参加者のみなさんと訪ねました。
有機農業の学び
野菜がすくすく育ってきました。
一方で、雑草をとめながら、畑の保水を保つことも重要です。
まわりの草を刈って、それを野菜の畝の上にまく草マルチの
方法をお伝えしました。自然農法的な手法です。
これにより毎日水やりができなくても、草抜きができなくても
野菜を育てることができ、草マルチもやがて、土にかえっていきます。
畑で朝ヨガ
協働農園のスタッフのアイデアで、畑で朝ヨガをやることになりました。農家からはなかなか思い付かないアイデアですね。
夏だったので、朝の早い時間に畑の上で、ヨガを体験しました。美しい風景をみながら、畑の上で体を動かす
とても気持ちのよい体験でした。
朝ヨガで体がすっきりした後、みなさんと畑作業を楽しみました。農家がこれまでやったことのない体験もできる、これも協働農園の良さですね。
採蜜ワークショップ
ミツバチは、野菜の受粉を手伝ってくれる、とても重要な生き物です。有機の畑は、ミツバチにとっても安心して過ごせる場所ですね。このミツバチは、美味しいはちみつも創り出してくれます。
富士見高校養蜂部出身の養蜂家にお越しいただき、ミツバチの巣箱から、はちみつを取り出す採蜜ワークショップを開催しました。とれたてのはちみつ!本当においしかったです。
収穫祭
秋が訪れ、美味しい野菜がたくさん収穫できました。
収穫をしたあと、参加者の方がお住まいの素敵なヴィラのお庭をお借りして、収穫祭をしました。
とれた野菜を使って、ピザ窯でピザを焼き、また1品もちよりで、昼食パーティの開催で、皆さんと楽しく交流をしました。
協働農園の醍醐味は、農家だけでなく、手伝ってくださっている非農家のスタッフ、そして参加者の御協力、アイデアで一緒に
農ある暮らしを楽しむ工夫ができることですね。
参加者の方の中には、私が主催するこどもの未来をかんがえる会の賛助会員になってくださったり、参加者の方が所属されている企業の環境の講演会にお声がけいただいたり。
ここでできた縁が、別のところにもつながっていく、畑をきっかけに人とのつながりの大切さを感じた1年でした。